ユーロドル 1.18近辺で方向感無く推移(9/8夕)

8日の東京市場でユーロドルは頭の重い展開。

ユーロドル 1.18近辺で方向感無く推移(9/8夕)

ユーロドル 1.18近辺で方向感無く推移

〇ユーロドル一時1.18割れ、夕刻欧州勢参入後は1.18台を維持
〇昨晩米休場の海外時間に1.18台にじり安推移、三連休明けの米株価動向要注視
〇テクニカルには21日線を下放れ、ユーロ売り地合い強まる
〇1.18を明確に割り込むと1.1750あたりまでの下値余地広がるか

8日の東京市場でユーロドルは頭の重い展開。朝方1.1820近辺で寄り付いたのち、日中はドル買いが強まり、何度か1.18を割り込む場面もありましたが都度買い戻され、夕刻欧州勢参入後は1.18台での上下となっています。日中の安値は1.1795、東京時間18:30現在は1.1810-15レベルでの取引です。
市場は三連休明けの米国勢、特に株式市場の動向に注目が集まります。米株式市場の先週末の二日連続の急落の後、昨日米国休場中の欧州株式市場は全面高となり、米株先物も昨晩から上昇に転じていましたが、この時間は欧州株も米株先物も下落に転じています。
米株式市場とユーロドルの相関関係はさほど強くありませんが、危機感を伴うほどの米株売りにはリスク回避のドル買いに反応するケースが多いことから、米市場で先週末の株価急落が続くようであればユーロドルも下値に警戒が必要です。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩欧州市場で軟調に推移したことで、本日は1.1840近辺の21日移動平均線から下放れ、ユーロ売り地合いが強まっています。5月中旬からの中期トレンドラインが、本日1.1750付近で推移しており、1.18を明確に割り込むと、短期的にはそのレベルまでの下値余地が広がりそうです。
序盤の欧州主要株価指数は軟調推移。今晩この後重要な経済指標発表等のイベントは予定されていません。

ユーロドル 1.18近辺で方向感無く推移

ユーロドル日足

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