豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/8/31)

2020年9月1日火曜日、東京時間13時30分に公表予定です。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/8/31)

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(8月31日13時00分現在)

(2020年9月1日火曜日東京時間13時30分公表予定)
豪州の政策金利が明日1日(火曜日)に発表されます。

『現行の0.25%を据え置き エコノミストのレンジはなし(全員0.25%予想)
3年債利回りの上限を0.25%に維持することも変更なし。』

豪州中銀は9月もエコノミスト全員が据え置き予想となり、これ6ヶ月連続の変更なしの見込みです。また、豪州債3年物利回りを0.25%付近に維持するイールドカーブコントロールを実施していますが、今回のエコノミスト予想もこの水準で全員据え置きと見ています。
先々の予想(下表1)を見ても、前回8月時点でエコノミスト一部が2021年4Qに利上げありと予想していましたが、今回は全てのエコノミストが来年一杯は現行水準で変更なしになります。予想通りなら相場への影響は少ないと思います。

今回の注目点は
@ 3年債購入を8月初旬に再開しましたが、この効果と影響についてのコメントが出るか否か。
A 8月7日に経済見通し(下表2をご参照願います)について公表していますが、全般的に下方修正しており、約3週間でその予想に修正の言及があるか。
B 前回金融政策予想時参考レートが(8月3日15:30、1豪ドル=0.7123米ドル)でしたが、1ヶ月弱で更に0.7353米ドルまで約230ピップス上昇しています。ここ2ヶ月では500ピップスにもなりますので、これまで通りに現行水準を容認するのか否か。

(1)エコノミスト見通し

(1)エコノミスト見通し

エコノミストの先々見通しは上記となっています。

(2020年8月31日13時00分現在)

(2)豪州中銀経済見通し(8月7日付)

(2)豪州中銀経済見通し(8月7日付)

(出所:豪州中銀HP

豪ドル米ドルの相場はシカゴポジション245をご参照お願いします。

次回金融政策発表は2020年10月6日(火曜日)に予定されています。
(8月31日15:00、1豪ドル=0.7353米ドル)  

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