ユーロドル:6月23日のファンダメンタル分析
投票後市場の関心は、FOMCと米利上げ観測へ
本日はいよいよ英国の国民投票ですが、直近のところでは残留支持がやや優勢といったところ。大勢は明日24日東京前場に判明する予定ですが、万が一離脱ということになると相場は大荒れとなり、過去の大相場(*)から判断すると、5〜10%程度のポンドの下振れが予想されます。金融関係者にとって残留は想定内であっても、離脱は想定外ということになります。(*1985年プラザ合意、1992年ポンド危機、1998年LTCMを参考。2015年のスイスフランショックは例外的で参考にしていない。)しかし、国民投票の結果が出るまで、ポンドに限らず全ての金融市場は神経質な展開が続き、積極的な取引は手控えられるでしょう。流動性の低下も含め、ポジション(オーダー)管理には注意が必要です。
ユーロドル:6月23日のテクニカル分析
実際の開票は、日本時間24日午前6時からとなりますので、それまでは思惑と流動性低下から、いくらレンジの予想をしても意味がありません。本日は、現在の状況(残留がやや優勢のまま投票を迎える)に大きな変化が生じないという前提での、予想中心レンジのみ以下にあげておくこととします。
ドル円: 104.40〜104.90
ユーロ: 1.1300〜1.1360
ユーロ円:118.30〜119.00
オーダー/ポジション状況
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