ドル円:6月23日のファンダメンタル分析
2つの世論調査で「離脱派」が優勢となり、リスク・オンがやや後退
ドル円は前日NY市場で105円台に乗せたものの、ドル売りオーダーとぶつかり滞空時間が短かったこともあって、東京市場では売りが先行し104円台半ばへと押し、その後は104円台半ばを中心とした狭い値幅での取引に終始しました。ユーロドルは引き続き底堅いポンドの動きも手伝ってじり高の展開、NY市場前場には前日高値圏に近い水準まで買われる動きとなったものの引けにかけて失速、本日の英国国民投票を前に積極的には仕掛けにくい流れとなりました。NY市場ではIMF専務理事によるドル過大評価発言も聞かれましたが、ドル円で若干のドル売りが見られた程度で、それほど材料とはされませんでした。
ドル円:6月23日のテクニカル分析
方向性は出ず
実際の開票は、日本時間24日午前6時からとなりますので、それまでは思惑と流動性低下から、いくらレンジの予想をしても意味がありません。本日は、現在の状況(残留がやや優勢のまま投票を迎える)に大きな変化が生じないという前提での、予想中心レンジのみ以下にあげておくこととします。
ドル円: 104.40〜104.90
ユーロ: 1.1300〜1.1360
ユーロ円:118.30〜119.00
オーダー/ポジション状況
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