ユーロドル日中じり高推移の後急反落、欧州PMI悪化で (8/21夕)

21日の東京市場でユーロドルは堅調推移後に急落。

ユーロドル日中じり高推移の後急反落、欧州PMI悪化で (8/21夕)

ユーロドル日中じり高推移の後急反落、欧州PMI悪化で

〇ユーロドル日中1.18台後半をじり高推移するも夕刻欧州PMIの悪化に急落、一時1.18割れ
〇仏8月製造業PMIの予想外50割れがトリガーに
〇テクニカルには21日移動線に絡む動き、明確に下抜けると1.16台後半までの下落余地
〇一方でドル売り観測も根強く、1.18の攻防注視

21日の東京市場でユーロドルは堅調推移後に急落。昨晩米指標の悪化でドル売りが再燃した流れを受け、1.18台後半で取引が始まり、午後にかけてじり高推移が継続、15:00には1.1883に達する動きとなりました。しかし、欧州勢参入後発表された8月のフランスの製造業PMI速報が思いのほか悪かった(前月52.4から改善予想に対し、悪化したのみならず50を割り込む49.0)ことをトリガーに急落。
続いて発表されたドイツの製造業PMIは改善したものの、ユーロ圏全体の数値も悪化し、サービス業PMIは全般に悪かったこともあり、一時1.18を割り込む水準まで下押ししました。その後小戻しするも戻りは鈍く、東京時間18:30現在は1.1816レベルでの取引です。

テクニカルにはユーロドルは夕刻の急落で7月中旬以降の急な上昇トレンドを維持できずに本日1.1800近辺を上昇中の21日移動平均線に絡む動きとなっています。
ここまでの上げが急だったことや、市場にユーロ買いポジションが積みあがっていることから、21日線を明確に下抜けると、1.1670レベルまで調整余地が広がりそうです。
一方で市場のドル売り観測も根強く、本日もPMI発表までは緩やかなドル売りが続いていたことから、材料消化後は再びユーロドルでもドル売りユーロ買い地合いとなるとの見方もあり、相場観の分かれるところです。

序盤の欧州主要株価指数はまちまち。本日この後は22:45に米8月製造業・サービス業PMI速報値、23:00に ユーロ圏8月消費者信頼感速報値および米7月中古住宅販売件数の発表が予定されています。

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ユーロドル日足

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