ユーロドルドル売り再開で1.18台前半に上昇(8/13夕)

13日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向に上昇。

ユーロドルドル売り再開で1.18台前半に上昇(8/13夕)

ユーロドルドル売り再開で1.18台前半に上昇

〇ユーロドル1.18台半ばに上昇
〇米国内の追加経済対策をめぐる不透明感、株価上昇によるリスク選好回復がドル売り要因に
〇テクニカルには膠着レンジを上抜けユーロ買い地合いに変化
〇1.18台を維持し、8/6高値1.1916を目指す動きとなるか注目

13日の東京市場でユーロドルはほぼ一方向に上昇。特段の材料があったわけではないものの、米国内の不安定要因によるドル安地合いの再開と、株価の上昇に伴うリスク選好の回復によるドル売りが重なりユーロドルを押し上げています。ユーロドルは朝方1.17台後半で取引が始まり、9時台には1.18台を回復。夕刻さらに値を上げて夕刻1.1845まで上昇しています。

昨晩もペロシ米下院議長がムニューシン財務長官の経済対策協議再開の呼びかけを拒否する等、米国におけるコロナ追加対策は暗礁に乗り上げており、ドルの上値を重くしています。一方昨日はロシアの新型コロナウイルスワクチン承認の報道に触発されたかのように、欧米でのワクチン開発進展のニュースが散見され、株式市場を中心にリスクセンチメントは改善傾向で、こちらもドル売り要因です。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩からの上昇で3日間緩い抵抗となっていた転換線をクリア、再びユーロ買い地合いが強くなってきています。本日はユーロドルが1.18台を維持し、8/6高値1.1916を目指す動きとなるか注目されます。

序盤の欧州主要株価指数は米通商代表部が航空機補助金に関する報復関税のリストを見直し、ドイツとフランスからの輸入品を新たに加えたことなどを嫌気して、ほぼ全面安の様相。
本日この後は21:30に米新規失業保険申請数、および7月輸入物価指数の発表があります。

ユーロドルドル売り再開で1.18台前半に上昇

ユーロドル日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る