ユーロドルもみ合い後夕刻反発(8/11夕)

1日の東京市場でユーロドルは1.17台前半中心でもみ合い。

ユーロドルもみ合い後夕刻反発(8/11夕)

ユーロドルもみ合い後夕刻反発

〇ユーロドル夕刻ユーロ買い地合い強まり1.18に接近
〇8月の独ZEW景気期待指数、前月59.3から71.5に予想外の大幅改善
〇欧州株は全面高
〇ユーロ買い地合い継続、先週雇用統計後に割り込んだ転換線が最初のレジスタンスか

11日の東京市場でユーロドルは1.17台前半中心でもみ合い。夕刻欧州勢参入後ににわかにユーロ買いが強まり、東京時間19:00現在は1.1784レベルでの取引です。
夕刻18:00に発表されたドイツの8月のZEW景気期待指数は予想55.8を大きく上回る71.5となりました。ユーロの上昇は17:00前から始まっていましたので、直接のトリガーではありませんでしたが、数値改善を見越しての事前の買いが入った可能性もあります。

また、最近のユーロドルの動きを見ていると夕刻に数値の改善があった場合に、欧州時間からNYK時間にかけて再度材料として取り上げられるケースが散見されますので、今晩も株価動向を横目にユーロの上昇には要注意です。

テクニカルにはユーロドルは先週末の米雇用統計の改善を受けドル買いが強まったこともあり、今週に入ってからは転換線(本日1.1806レベル)を割り込んで、頭を抑えられる動きとなっていますが、今晩の動きの中で回復できるか注目されます。下方向は21日移動平均線が1.1660レベルまで上昇してきており、やや遠いもののサポートになりそうです。

序盤の欧州株価指数先物は軒並み2%超の上昇。
今晩この後は21:30に米7月生産者物価指数の発表があります。

ユーロドルもみ合い後夕刻反発

ユーロドル日足

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