ユーロドルドル売り休止1.17台でもみ合い、ドル売り休止
〇ユーロドル1.17台で方向感なく推移
〇先週末は週末、月末要因、利食い売りで1.1909の高値から反落
〇米国を取り巻くネガティブ要因に変化なく早晩ドル売りは再開されるか
〇今週は週末に米雇用統計控え様子見となる可能性も
週明けの東京市場でユーロドルは1.17台後半を中心としたもみ合い推移。朝9時台までに上下(1.1741-97)に高安つけた後は方向感を失い、東京時間19:00現在は1.1745レベルで取引されています。
先週末の夕刻欧州序盤に高値1.1909の約二年ぶりの高値をつけたユーロドルでしたが、7月一か月間ほぼ一方向で上げてきたこともあり、週末、月末が重なった31日はドルの買い戻しが強まりました。結局ユーロドルは週末海外時間に一時150pips以上下げて、1.17後半で越週。週明けの本日はレンジをやや下方向に広げた形です。
一方で月が明けたからといって、米国での感染拡大や米中関係の先行き不安に何ら変化が生じたわけではなく、週末の下落でユーロ買いポジションもある程度は整理できたと思われることから、早晩ドル売りが再開されることがメインシナリオです。
テクニカルにはユーロドルは週末の急落で、一度は上抜けた長期下降トレンドラインに上ヒゲを残して再度収まった形です。今週は週末に米雇用統計の発表がありますのでそこまではいったんもみ合う可能性がありますが、引き続きユーロ高方向の動きには注意が必要です。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね上昇。今晩この後は22:45に米製造業PMI確報、23:00に7月ISM製造業指数と6月建設支出の発表が予定されています。
ユーロドル日足
ユーロドル月足
オーダー/ポジション状況
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