ユーロドル復興基金合意報道に1.1470をつけるも上伸せず、夕刻は底堅い(7/21夕)

21日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。

ユーロドル復興基金合意報道に1.1470をつけるも上伸せず、夕刻は底堅い(7/21夕)

ユーロドル復興基金合意報道に1.1470をつけるも上伸せず、夕刻は底堅い

〇21日の東京市場でユーロドルは1.14台で上下に振れる動き
〇EU首脳は「欧州復興基金」設立合意
〇ユーロは瞬間ユーロ高に反応するも1.1470までで反落
〇夕刻は底堅い動き、再度のユーロの上値試しもありうるか

21日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。朝方1.14台半ばで寄り付きその後はじり高に推移。12:30頃にEU首脳会議での復興基金合意が伝わり、ユーロは瞬間1.1470の高値を付けましたが直後に材料出尽くし感からの売りが強まり1.1423まで下押す局面もありました。欧州勢参入後欧州株が堅調になったこともあり、再度上値試しとなりましたが、1.1467までで反落。その後は再び1.14台前半でのもみあう展開に、東京時間19:00現在は1.1445近辺で取引されています。

ユーロドルは、独DAX指数が1.7%超上昇するなどして2月下旬以降の急落をほぼ埋め、年初来の値動きがプラスに転じる等株式市場が素直に好感しているのと対照的に、比較的冷めた動きとなっています。
EU首脳間で合意された欧州復興基金は当初提案通り全体の規模は7,500億ユーロ、返済不要の補助金部分が3,900億ユーロに減額されたことも事前の情報通りです。合意までに十分織り込む時間があったことから、為替市場はどちらかといえば材料出尽くし感が優勢になっている模様です。一方で夕刻にかけては底堅さも感じられる動きとなっていることから、1.1423で下値も確認できたことで、再度3/10高値1.1495を試す動きとなることも十分考えられる状況です。

序盤の欧州主要株価指数は上述の通りほぼ全面高の様相、今晩この後は21:30にシカゴ連銀全米活動指数の発表がある程度です。

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