米国6月小売売上高の予想(2020/7/16)

日本時間2020年7月16日21時半に発表予定です。

米国6月小売売上高の予想(2020/7/16)

米6月小売売上高予想

本日米国の6月小売売上高が発表されます。この指標の他に、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、失業保険申請件数、5月企業在庫。が発表されます。

米6月小売売上高予想

(今回予想2020年7月16日12時現在)

前回5月米国小売売上高は全体・除く自動車共に予想を大きく越えるプラスとなりました。6月予想値は大きく伸びた前月比で更に+5.0%の予想です。
下図(1)の前月比ベースでは、6月は5月より伸び率が下がり、しかも6ヶ月移動平均線は依然として水面下です。一方で、(2)の実数値ベースを見ると、4月からは大きく切り返し、先月よりも拡大し、ほぼ2018年9月以降の水準まで戻しています。
とりあえず市場は予想中間値よりも良いか悪いかの捉え方になりますが、今後の傾向については、エコノミストや市場の見方を注目したいと思います。また、失業保険給付額はコロナウィルス特別加算が7月末で終わるとの見方もありトランプ政権の動向も注目されます。5月以降の小売売上高はこの加算分で嵩上げされているとの思惑もあります。

米小売売上高

米小売売上高

(1)前月比ベースと6ヶ月移動平均線、赤い線はゼロ、〇印は今回予想値)

米小売売上高 2枚目の画像

(2)実数値ベース

米小売売上高 3枚目の画像

16日発表のその他米国経済指標

ドル円は過去2日間の相場が小動きで、2日前のチャート(米消費者物価指数)は依然として変わっていません。今日は週足チャートを見てみます。
昨年10月高値からの抵抗線ラインA(=111円10銭)は綺麗に守られて、ドル安トレンドを形成しています。この間、4月初旬高値からのラインB(108円80銭)と平行に下したC(=104円10銭)内のドル安トレンドに変わってきています。このレンジ内に横サポートD(=106円)があるので、当面はBとDの106円〜108円80銭を見ておく必要がありそうです。
これ以外に、今週は3月の底値からのラインE(=107円00銭)が週足で切れ掛けています。もし明日のNY終値で107円未満の場合は下抜けとなりますので、D狙いに入れると思われます。

米小売売上高 4枚目の画像

(2020年7月16日14:00、1ドル=106円90銭)

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