オーストラリア 6月失業率(日本時間7月16日10時30分発表予定)

明日、日本時間7月16日10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。

オーストラリア 6月失業率(日本時間7月16日10時30分発表予定)

オーストラリア 6月失業率

明日10時30分に豪州失業率関連指標が発表されます。予想は以下となっています。

オーストラリア 6月失業率

(7月15日12時現在)

(1) 就業者数

前回5月は予想より大幅に悪化となる▼22.77万人なりました。今回6月は一気に10万人増と回復しています。但し、移動平均線はまだマイナスですので、4月・5月の大きなマイナスを回復するまでには至っていません。仮にレンジ上限の35万人増でも移動平均線は▼15万人ですので、前2ヶ月の衝撃が大きかったことが解ります。
今回の数値は、来月以降の回復の起点になるか否か位の意味合いに留まりそうです。相場にはレンジ下限のマイナスになるか、上限の35万人に近づく数値で動くと思われ、その時の相場の動向を見る形になりそうです。

(1)	就業者数

(赤い線はゼロ、黒い線より右側は今回予想値)

(2) 失業率

5月の結果は7.1%で、6月は一段と悪化する7.3%予想になっています。但し、5月に中銀が発表した失業率見通しでは、2020年6月末10%、12月末9%、2021年6月末8.5%ですので、最悪期を6月においています。コロナウィルスの状況次第では予断を許しませんが、来月以降の失業率が改善するか否かは注目されます。下図の青い矢印が今回の予想です。

(2)	失業率

下図は豪ドル・米ドルの週足です。2018年初の高値から降りてきた中期の豪ドル安トレンドラインA(=0.6740)の抵抗線を上抜けて豪ドル一段高狙いになってから、ラインBの(=0.7080)の横抵抗線に止められています。一方で3月底値からのラインC(=0.6940) まで上がっており、いよいよ収斂の極みになっています。このままCをサポートされればBの抵抗線を3回目トライになり、抜ければ一段高を狙えます。逆にCを割れば途中0.6845(下記にて記載)、次いで横サポートのD(=0.6680)までの下押しになり、BとDの横流れで次の豪ドル相場の方向性を決めることになります。尚、シカゴポジション238内で短期のアセンディングトライアングルは0.6845〜0.7080としましたが、これは6月15日底値起点で、先にCの0.6940米ドルのサポートがきています。

(2)	失業率 2枚目の画像

(1豪ドル=0.6999米ドル、7月15日16時05分現在)

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