ユーロドル1.13台前半 欧州勢参入後に小幅反落
〇ユーロドル1.13台前半で往って来い
〇日中はほぼ米株先物につれた動き
〇テクニカルには21日線をサポートとしたユーロ買い地合いに変化なし
〇今晩は重要なイベントもなく、株価にらみか
13日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。日中、は週末に新型コロナウイルスの治療薬の開発が進行したとの報道が出たことで、米株先物が堅調推移。リスク選好のドル売りに朝方1.1300近辺で取引されていたユーロドルは一時1.1336の高値を付けました。しかし、その後米株先物の反落でドル買いが再び強まり、東京時間17:30現在は1.1308レベルと朝方の水準へ「往って来い」の動きです。
今週のユーロドルは7/17から開催されるEUサミットでの復興基金での合意の可否が焦点となり、その結果を確認するまでは、株価動向に左右されながらも、基本的には上下ともに動きにくく、1.1300を挟んでのもみ合いが続きそうです。
テクニカルにはユーロドルに大きな変化はなく、1.13台に乗せていることで、21日移動平均線の上に出ており、一応ユーロ買い地合いは維持されている形です。
序盤の欧州主要株価指数は今週発表相次ぐ2Qの企業業績への期待から上昇、ほぼ全面高の様相です。今晩この後は、重要な経済指標等の発表は予定されておらず、株価にらみの展開となりそうです。
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