ユーロドル1.13台前半で底堅い 米小売売上高、パウエル議長証言待ち
〇ユーロドル1.13台前半で底堅く推移、昨晩の米株高で上昇再開
〇東京時間もトランプインフラ投資計画報道で株価続伸
〇ユーロも基本は株価につれる動き
〇為替は今晩の小売売上高等の指標、パウエル議長議会証言待ち
〇株価が上昇を維持できるかも要注視
16日の東京市場でユーロドルは1.13台前半で底堅く推移。昨日のFRBの個別企業社債買い入れ方針表明に続き、本日は東京時間昼前に「トランプ大統領が1兆ドル規模のインフラ投資計画」との報道が流れ、午後にかけて米株先物が続伸、ユーロドルも1.1353の高値をつけましたが、その後は株価がややだれて、ユーロドルも方向感を失いました。
夕刻発表されたドイツの6月のZEW景況感指数は63.4と前月の51から急回復、予想の60も上回りましたがユーロは反応薄。ユーロドルは18:10現在1.1340レベルの取引です。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の米国時間の株価急回復に上昇を再開、今のところは本日1.1309にある転換線を軽いサポートにしての動きです。
市場は今晩の米5月の小売売上高等の経済指標とパウエル議長の議会証言待ち。株価がこのまま失速せずに再度上昇軌道に復帰できるかが注目されます。
序盤の欧州株価指数先物はほぼ全面高。今晩は21:30に米5月小売売上高、22:15 米 5月 鉱工業生産および設備稼働率 23:00に企業在庫そしてパウエル議長の上院銀行委員会での議会証言があります。
ユーロドル日足
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