ユーロドル1.12台半ば 週明けは様子見
〇ユーロドル1.12台半ばで株価動向に合わせての動き
〇為替市場と株式市場の相関戻る
〇約一か月続いたユーロの強気相場は終了か
〇戻りのめどとしては1.1172、1.1129、1.1094あたりのサポートラインか
週明けの東京市場でユーロドルは1.12台で方向感なく推移。朝方は1.1230-40レベルで取引されましたが、昼過ぎまでは米株先物が比較的落ち着いた動きを見せたことで、ドルの売り戻しからユーロドルは1.12台後半に上昇しました。しかし午後に入って米株先物、日経平均等が急落すると再びリスク回避のドル買いが強まり1.12台前半に反落しました。
その後欧州時間に入り、米株先物が持ち直しつつあることで再びドルが売られ東京時間19:00現在は1.1250レベルで取引されています。
先週のFOMC以降やや過熱気味だった株式市場に調整が入り、市場でリスク回避の動きが強まるにつれ、為替市場と株式市場の相関性が戻りつつあるようです。
この流れの中5/7から6/10まで約一か月にわたって続いたユーロの上昇にも一服感が出てきており、目先上昇分の半値戻し1.1094あたりを下限として、どの辺まで調整されるかが相場のポイントとなりそうです。その間上記フィボナッチ38.2%戻しの1.1172、1.1129レベルを上昇中の21日移動平均線あたりがサポートしそうです。
序盤の欧州株価指数先物は軟調推移。今晩この後は21:30に6月のNY連銀製造業景気指数の発表があります。
ユーロドル日足
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