3. ユーロドル一転反騰　1.13台後半の高値圏へ(6/10夕)

ユーロドル一転反騰　1.13台後半の高値圏へ(6/10夕)

10日の東京市場でユーロドルは再び高値圏での取引。

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ユーロドル一転反騰　1.13台後半の高値圏へ(6/10夕)

ユーロドル一転反騰　1.13台後半の高値圏へ


〇ユーロドル再び1.13台後半の高値圏での取引
〇昨晩米株が持ち直したことで為替の調整も一服ユーロドルは急反騰
〇テクニカルには再び3/9高値1.1495を目指す動き
〇明日未明のFOMC、FRB議長会見待ち

10日の東京市場でユーロドルは再び高値圏での取引。朝方の1.13台前半から徐々に上昇し、夕刻欧州勢参入後に上下しながらも上値を伸ばし、一時1.1376の高値をつけた後、東京時間19:00現在は1.1360近辺での取引です。

昨晩ユーロドルは欧州序盤に1.1241の安値をつけた後、深夜にかけて急反騰、1.13台半ばに乗せてアジア時間につなぎました。夕刻に下落した米株先物が持ちこたえたことで、リスクオフへの調整が進まなかったこと、FOMCを控えて全般的にドル売りの調整が為替市場に生じたこと等が原因と考えられます。

ユーロドルは下落が短期の調整で終わり、上昇再開。この間サポートらしいサポートには触らず、テクニカルな変化はあまり生じていません。3/9高値1.1495を目指す動きに回帰したように見えます。

市場は本日終了の米FOMCおよびパウエル議長の記者会見待ち。先日のECB理事会での予想外のコロナ支援策拡大の記憶も新しい中で、金利面、緩和面でサプライズがあるか固唾を呑んで見守ることとなりそうです。序盤の欧州株価指数先物は軟調推移。今晩この後は20:00にユーロ圏の5月CPI、21:30に米5月CPI、23:30に米週間原油在庫、そしてFOMC結果公表は明日未明3:00、パウエル議長記者会見は3:30からです。

ユーロドル一転反騰　1.13台後半の高値圏へ

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