トルコリラ円ショートコメント(2016年6月13日)

トルコリラ円は5月中旬以降、先週も含めてあまり方向性の無い展開を続けています。

トルコリラ円ショートコメント(2016年6月13日)

トルコリラ円ショートコメント

先週の振り返り

まず先週の振り返りですが、「36.30レベルをサポートに、37.00レベルをレジスタンスとする流れ」と予想を立て、実際のレンジは安値が36.29レベル、高値が37.27レベルとなり、週初の上げがやや大きかった分、上側のレンジがずれる結果となりました。

理由としては、週前半はドル円の底堅さが主要因となってトルコリラ高、後半は新興国通貨に限らずですが、英国の状況が完全にリスクオフを招いたと言えます。金曜に発表された1〜3月期GDPの結果は予想よりは強かったものの材料視されませんでした。

日足チャートをご覧ください。

             トルコ円日足

             トルコ円日足

英国国民投票に左右される展開

トルコリラ円は5月中旬以降、先週も含めてあまり方向性の無い展開を続けています。ただ、GW前後の下げに対しての反発が弱いという印象で、5月1日の戻し高値も4月28日高値39.57と5月4日安値35.75の半値37.66とほぼ同水準で上値を抑えられました。

今週は15日に失業率の発表もありますが、FOMCと日銀の会合に挟まれ材料となりにくく、また英国情勢が最大の材料となっている中で、トルコリラ円もまた英国発のリスクオフを主要因と考えざるを得ません。テクニカルには5月4日安値よりも上で動いていれば、もみあい継続と考えられますが、同水準を下回ってくると一段安に注意しなくてはなりません。

35.75-36.75

今週は、週初の段階ではもみあい継続を考えて、35.75レベルをサポートに、36.75レベルをレジスタンスとする流れを見ておこうと思います。

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