ドル円106円割れ、株式全面安(2016年6月13日)
週明けの東京市場では週末海外市場での株安を受けて、円高と株安が同時進行、日経平均は一時500円を超える下げ幅で全面安となりました。
前週末の海外市場では英国のEU離脱(ブレグジット)の可否を問う国民投票が23日に近づく中で、事前の世論調査の結果が次第に離脱派優位に傾いており、一部の調査で離脱派が55%を占めたと伝えられました。これを受け金融市場ではリスク回避の動きが強まっており、全世界株安の様相を呈しています。
為替市場ではリスクオフの円買いの動きが強まり、ドル円は一時5月3日以来の105円台に下落しています。
下値目途としては5月3日の安値105.55を下抜けると、節目の105.00ぐらいしか引っかかりどころが見当たらず、下値リスクが高い状況が続いています。
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