5月の豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/5/1)

豪州の政策金利が連休中5日(火曜日)に発表されます

5月の豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想(2020/5/1)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

豪州の政策金利が連休中5日(火曜日)に発表されます。

豪州準備銀行(中銀)政策金利予想(5月1日11時00分現在)
現行の0.25%を据え置き エコノミストのレンジはなし(全員0.25%予想)

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想

政策金利推移(2020年4月末までと5月予想値…赤い線より右側)

豪州中銀は3月19日の臨時会合でキャッシュレートを0.25%に下げた以降、4月は据え置き、今回5月も据え置き予想になっています。先々の予想(下表)を見ても0.25%が最低金利予想になっているので、これ以上の経済悪化見通しでも出ない限りは現状維持が続くと思われます。
利下げの主要因であったコロナウィルスの豪州内での感染状況は急速に改善してきており、逆に想定以上に立ち直りが早くなる可能性もあります。
今後オセアニア地域の経済指標は目が離せない状況になりそうです。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 2枚目の画像

上記はエコノミストの先々見通しとなっています。
前回までは2021年第1四半期まで0.25%での据え置き予想でしたが、今回は来年第3四半期以降には上方にレンジが拡大しています。予想の大半は0.25%で変わらずですが、一部エコノミストは利上げも視野に入っているようです。

尚、4月21日に行われた豪州中銀のロウ総裁のスピーチを以下に一部添付します。

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 3枚目の画像

(以上)
(注)本文はあくまで英文の一部を訳したものですので、和訳はあくまで便宜的なものとしてご利用頂き、適宜、英語の原文をご参照して頂きます様お願いします。

下図は豪ドル米ドルの日足です。現在はラインA(=0.6710)とB(=0.6410)で上昇ウェッジを形成しています。このまま行けば1ヶ月半後に0.69台半ば付近で収斂します。今週火曜日にラインC(=0.6420)を上抜いているので、Bを守っている限りは豪ドルが堅調推移になりそうです。もしBを切ってしまうと豪ドルは上げを終了し、0.6200方向への動きになりそうです。
(5月1日13:30、1豪ドル=0.6466米ドル)   

豪州政策金利(キャッシュ・レート・ターゲット)の予想 4枚目の画像

次回金融政策発表は2020年6月2日(火曜日)に予定されています。

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