3. ユーロドル膠着継続　独ZEW景況感期待指数はプラス圏を回復(4/21夕)

ユーロドル膠着継続　独ZEW景況感期待指数はプラス圏を回復(4/21夕)

21日の東京市場でユーロドルは1.08台で方向感のない動きが継続。

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ユーロドル膠着継続　独ZEW景況感期待指数はプラス圏を回復(4/21夕)

ユーロドル膠着継続　独ZEW景況感期待指数はプラス圏を回復

21日の東京市場でユーロドルは1.08台で方向感のない動きが継続。日中レンジは1.0826-71とほぼ1.08台半ばを挟んでの動き。夕刻欧州勢参入後にやや下値を広げたものの東京時間19:00現在は1.0832レベルで取引されています。

昨晩ＷＴＩ原油先物の直近現月が暴落し、一時マイナス４０ドルに達したのに続き、昨日は２０ドル台を維持していた第２限月(６月限)も本日急落、18時過ぎに一時12ドルを割り込んでおり、本日もリスクセンチメントは改善していません。これを受けて序盤の欧州主要株価指数は軒並み1%超下げていますが、為替市場は比較的平静です。

一方で18:00に発表された独ＺＥＷ景気指数では現況が-91.5と前月、予想を大きく下回ったのに対し、前月-49.5の期待指数が予想外にプラスの28.2に改善しており、他の地域に比べ感染封じ込めに成功しているとみられ、正常化に向けた動きの見られるドイツで、先行きに対して楽観的な見方が広がっている様子がうかがえます。ただ、ユーロはこちらにも反応薄でした。

テクニカルは本日も変化なく、1.08台半ばの三角持ち合いの中心に向かって動きを狭めています。21日、90日、200日等主要な移動平均線は現水準の上方向。1.0900-15に転換線、21日線、基準線等が集中しており、最初のレジスタンスとなっています。一方サポートは都度の安値程度しか見当たらず、引き続きユーロの頭は重いと考えられる状況です。

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