ユーロドル1.08台で小動き 持合い色強まる(4/20夕)

週明け20日の東京市場でユーロドルは1.08台半ばで方向感なく推移。

ユーロドル1.08台で小動き 持合い色強まる(4/20夕)

ユーロドル1.08台で小動き 持合い色強まる

週明け20日の東京市場でユーロドルは1.08台半ばで方向感なく推移。日中レンジは1.0841-84と最近にしては狭い値幅での取引に終始しました。
本日は原油価格が需給見通しの悪化から急落し、WTI先物は15ドルを割り込み21年ぶりの安値を示現。先週は株価が原油価格に反応しない一方で為替の原油価格に対する感応度が高かった印象がありますが、本日の急落へのこの時間までの為替の反応は鈍く、海外時間の動きに逆に注意が必要です。
WTI先物第一現月は前週末の18ドル台から急落し、18時過ぎに一時14.02ドルの安値をつけています。

テクニカルにはユーロドルは1.0860あたりを中心とする三角持ち合いの様相です。ただ、主要な移動平均線等はすべてSPOTの上にあるため、どちらかといえば下抜ける可能性のほうが高そうで、また、原油価格急落が市場全体のリスク回避の傾向を強める場合にも、ドル買いとなる可能性が高く、今晩はユーロ安方向により注意が必要です。下値のめどは、4/17安値1.0812、4/6安値1.0769、3/23安値1.0636等。

序盤の欧州株価指数先物はまちまち。今晩この後は21:30にシカゴ連銀全米活動指数の発表が予定されています。

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