ユーロドル軟調1.08台半ばに後退
8日の東京市場でユーロドルは下落後に反発。朝方は一時1.0902の高値をつける局面もありましたが、その後は1.08台後半で方向感なく推移。しかし、15時ごろにEUの財務相電話会談で新型コロナウイルス対策の5,000憶ユーロ規模の救済パッケージが合意に至らなかったと報じられると急落に転じ一時1.0830の安値をつけた後、東京時間20:00現在は1.0871と再び1.08台後半に戻しての推移です。
不調が伝えられたEU財務相会談は、決裂ではなく協議継続と伝えられユーロは欧州時間にかけて持ち直していますが、先行き不透明感からユーロドルは不安定な動きが継続しています。
テクニカルにはユーロドルは昨日と状況は変わらず。上方向は21日移動平均線(本日1.0946レベル)、下方向は6日安値の1.0769を睨んでの動き。
序盤の欧州株価指数先物は、昨日のスペイン、フランス等のコロナウイルスの死者数の増加により前日までの楽観が後退したことにより全面安。今晩この後23:30に米原油在庫27:00に3月実施のFOMC議事録が公開されます。(3月は予定されていた17-18のFOMCはキャンセル、3/3、15と臨時のFOMCを開催して利下げを実施しています)
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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