アメリカ2月貿易収支予想(日本時間2020年4月2日21時半発表予定)
(今回予想:2020年4月2日10:00現在)
(発表値は黄色の折れ線で、今回分は○印)
灰色の折れ線:モノの貿易収支
黄色の折れ線:モノとサービスの収支(通常発表分)
青の棒グラフ:対中国
オレンジ:対日
1月までの推移と今回予想値
本日21時半に米国2月貿易収支が発表されます。
上図で▼500億米ドルに引いた(青色の)横線を見ると、2018年12月に赤字額(▼608億ドル)のピークを付けてから、一貫して赤字幅が減少しています。前回1月も前月比▼36億ドルとなりました。2月はコロナウィルス前の数値になりますので、もし今回が輸出入共に減少になると、3月以降は更に世界貿易の縮小に繋がると思います。
上の中国貿易収支は、当局が1月と2月の収支をまとめて発表します。1月と2月計は71億米ドルの赤字になりました。春節の影響もありますが、1月からのコロナウィルスの影響も出ていると思われます。これを見ると、今回の米2月貿易収支も仮に赤字幅が減少しても貿易額縮小の中での改善ですので、世界経済には悪い内容となります。
こちらはユーロドルの日足チャートです。ラインAを上抜いてからB(=1.1120)で抵抗線を作り、底値からはC(=1.0810)によりサポートされています。現在はD(=1.1055)とE(=1.0880)の間で推移しています。上抜けでB、下抜けでCが次のポイントになります。今日の米2月貿易収支は赤字額が減った場合にドル買いになるのか、それともドル売りになるのか注目します。
尚、中長期はまだユーロ安トレンドで推移しています。中期トレンドがユーロ安から中立に変わるには1.15台乗せでの終値で確認したいところです。
(4月2日13:00、1ユーロ=1.0939ドル)
オーダー/ポジション状況
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