ユーロドル横ばい後に下落、米株先物の急落受け(4/1夕)

1日の東京市場でユーロドルは横ばい後急落。

ユーロドル横ばい後に下落、米株先物の急落受け(4/1夕)

ユーロドル横ばい後に下落、米株先物の急落受け

1日の東京市場でユーロドルは横ばい後に急落。朝方1.10台前半で寄り付いた後、夕刻欧州勢参入まではほぼ横ばいで推移しました。
しかし、欧州時間に入り米株価指数先物が急落したことから、リスク回避のドル買いにドルが円以外の主要通貨に対して全面高となり、ユーロドルは一時1.0931の安値をつけた後、東京時間17:30現在は1.0935レベルでの取引です。

昨日ニューヨーク市で1,000人、ニューヨーク州では1,500人に新型コロナウイルスの死者が達した米国では、トランプ政権が日本時間の昼頃にホワイトハウスで記者会見し、トランプ大統領が「非常に厳しい2週間を経験することになるだろう」と述べこれまでになく危機感を顕わにました。政権の感染症専門家は、国民が外出を控えるなどの措置を取ったとしても最終的な死者数が10万から20万に上る可能性があると述べており、会見後市場のセンチメントが急速に悪化、中国の製造業PMI改善によるリスク選好の回復は短時間で終了となりました。

テクニカルにはユーロドルは3日連続高値を切り下げてきており、21日線に頭を抑えられた形です。現状は一目均衡表の「雲」の中で推移しており、転換線、「雲」の下限のある1.0893-99のサポートを切ってくると下げが加速しそうです。
序盤の欧州株価指数先物は2-3%幅で全面安。本日この後は21:15にADP雇用統計、22:45米製造業PMI3月確報、23:00にISM製造業景況指数の発表があります。

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ユーロドル日足

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