米雇用統計を受け市場心理が悪化(2016年6月第一週)

市場は今年

米雇用統計を受け市場心理が悪化(2016年6月第一週)

ユーロ・ドル:5月30日からの先週

30日は、前週末の引けの1.1115で始まり、早々にやや上押しして1.1145を付けました。これが30日の高値でした。その後は穏やかにじりじりと下降を続け、30日の安値1.1097を付けました。その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、1.1114まで上戻し、その後はそのまま横ばいで1.1137で引けました。

31日は、前日引けの1.1138で始まり、東京時間はじりじりと下降を続け、31日の安値の1.1121を付けました。その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、NY 時間に31日の高値1.1173を付け、その後はそのまま横ばいで1.1131で引けました。

1日は、前日引けの1.1131で始まり、早々にやや下降して1.1112を付けました。これが1日の安値でした。その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、1日の高値1.1194を付けました。その後はじりじりと下降し、1.1170まで上戻し、その後はそのまま横ばいで1.1187で引けました。

2日は、前日引けの109.54で始まり、1日と同じ形なのですが、早々にやや下押して1.1145を付けました。これが2日の安値でした。その後は穏やかにじりじりと上昇を続け、2日の高値1.1220を付けました。その後はじりじりと下降し、1.1151まで下降し、その後はそのまま横ばいで引けました。

3日は、前日引けの1.1152で始まり、 早々にやや下押しして1.1136を付けました。これが3日の安値でした。その後はじりじりと上昇を続け、3日の高値1.1374を付けました。その後はそのまま横ばいで1.1350で引けました。

ユーロ・ドル:6月6日からの今週

CME通貨先物ポジション状況 5月31日時点
   (5月31日) (5月24日)  (5月17日)
円     14837     22059     58919    
ユーロ   ▲37654   ▲37895    ▲22587 

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月24日付けのネットのユーロの売り持ち高はほぼ維持。
因みに、過去最高買い持ち高は、07年5/15 +119,538、  過去最高の売り持ち高は、10年2/9 -57,152

シカゴIMM、投機・投資家筋のポジションで5月24日付けのネットのユーロの売り持ち高はほぼ維持。
因みに、過去最高買い持ち高は、07年5/15 +119,538、  過去最高の売り持ち高は、10年2/9 -57,152

この先、6月23日に英国民投票を控え、市場の動揺はしばらく続くと想定されます。
方向はリスク・オフの動きが強まるでしょうが、その前に14〜15日にFOMCがあります。

テクニカルで見てみたいと思います。

先週は狭いレンジの中を方向を模索、
5月30日の 1.1097 〜 1.1145
5月31日の 1.1121 〜 1.1173
6月 1日の 1.1112 〜 1.1194
6月 2日の 1.1145 〜 1.1220
6月 3日の 1.1136 〜 1.1374

テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
実勢値     1.1360 3日引け
基準線が    1.1357で 横ばい
先行スパン2が 1.1306で 上昇
転換線が    1.1170で 横ばい
先行スパン1が 1.1144で 横ばい
遅行スパン  1.1076で 横ばい

2日までのチャートでは先行スパン1と2のを下抜けていきそうだったのですが
先週末3日の上昇で、チャートの様子が一変しています。
実勢値が先行スパン1と2のと、基準線をも、上抜いて来ました。
NY引けレベルでは、上抜けたと言っても、まだわずかなものなので
この後、3日の1.1616を目指してさらに一段の上昇となるかに注目です。

予想レンジは、1.1250~1.1500 と見ます。

オーダー/ポジション状況

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