米2月ISM製造業景況指数の予想
(今回発表予想)2020年3月2日14時現在予想
本日の深夜、米国2月ISM製造業景況指数(下記チャート青色折れ線の黒い矢印が今回予想分)が発表されます。
前月は予想を大きく上回り、6ヶ月ぶりに50を越えてきました。それでも5ヶ月連続の50未満はここ数年で最長になりました。今回2月も50.5と50を上回る予想ですが、レンジは上下に大きく開き、結果次第では為替に影響を与えそうです。
ISM製造業景況指数とPMI製造業指数
〇印は2015年11月4ヶ月連続の50未満後の回復度合いを示していますが、前回は直ぐに51絡み以上に回復したので、今回50.0台半ば付近で推移すると先々は再下落の可能性を残しそうです。
また欧米のPMI製造業指数の改定値が米ISM前に発表されます。予想は速報値結果と全く同じになっていますが、エコノミスト予想レンジは上下に広がっていますで、数値が振れれば相場には影響が出そうです。
ユーロ圏及び米国の製造業PMI景況指数改定値(3月2日発表予定)
下図はドル円相場の週足です。ラインAとラインBの3角保合いは2019年6月に下抜けましたが、それ以降も抜けたサポート(=抵抗線に切り替わり)に沿ってドルが上昇し、Bを抜いた後で僅か2日間再度ラインAまでの上限をトライし、結果上ヒゲだけ抜けた形で終わりました。
その後は先週の大幅ドル安にラインDの109円も実態部分で下抜け、現在はラインEの104円80銭方向の流れになっています。今回トライした場合は3回目ですので、攻防の分岐点になります。仮に下抜けた場合はラインAと平行線に下したラインCがドル安トレンドライン下限になり、現在は101円30銭にあります。上値はラインDの109円、ラインBの110円60銭が強い抵抗線になっています。ISMの結果で戻り始めるのか、そのまま続落するのかのきっかけになりそうです。
(3月2日16:00、1ドル=108円28銭)
ドル円週足
オーダー/ポジション状況
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