米1月小売売上高の予想(20/2/14)

日本時間2020年2月14日22時半に発表予定です。

米1月小売売上高の予想(20/2/14)

米1月小売売上高の予想

本日、米国の1月小売売上高が発表されます。2020年を占う最初の消費関連数値です。まだコロナウィルスの影響を受けていないので、堅調な予想になっています。

米1月小売売上高の予想

(今回予想2020年2月14日9時現在)

前回12月の米国小売売上高は全体では予想通り、除く自動車は大きく伸びました。先週発表された雇用統計は予想を上回る伸びを示し、消費には好影響との受け止めかたです。
しかしながら、下図を見る限り昨年末以降はあまり芳しい流れになっていません。移動平均線は下向きで、昨年夏の比較的良い数値が消えて、最近の伸び横這い傾向から平均線が下がっています。
今回の数値も予想レンジを大きく越えるプラス・マイナスだけ注意しておきます。

米1月小売売上高の予想 2枚目の画像

米小売売上高(前月比ベースと6ヶ月移動平均線、赤い線はゼロ、黒い線より右は今回予想)

尚、アトランタ連銀GDPナウは2月7日時点で、第1四半期+2.7%の伸び予想になっており、2月5日時点の+2.9%からはダウンしています。これは失業率時に発表された第1四半期の個人消費支出は3%⇒2.9%、同民間実質国内投資の伸びが5.9%⇒5%にそれぞれ下方となったためとしています。今日14日にGDPナウは改訂されます。

ドル円相場の状況は先週の雇用統計前と全く変わっていません。下図はドル円の日足ですが、ラインA(=111円60銭)、ラインB(=108円40銭)の短期ドル高トレンドを形成し、現在はラインC(=110円30銭〜35銭)の抵抗線に阻まれて上値が重い一方、2月3日底値を起点としたドル上げのラインD(=109円10銭)のサポートが出来ています。従いまして、Cを越えればA方向で、Dを割ればB方向になります。まだ暫くCとDのレンジ内での推移になりそうです。
(2020年2月14日10:45、1ドル=109円82銭、1ユーロ=1.0836ドル)

米1月小売売上高の予想 3枚目の画像

ドル円日足

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