ドル円 109円台後半で方向感なく推移(2/14午前)

14日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。

ドル円 109円台後半で方向感なく推移(2/14午前)

ドル円 109円台後半で方向感なく推移

14日午前の東京市場でドル円は横ばい推移。取引レンジは109.73-87と狭く、昨日東京午前に110円台から反落して以降は、110円に達することがないままに推移しています。東京時間正午現在は109.85レベルでの取引。日経平均午前は123円安と冴えない展開です。

昨晩海外市場では東京午前に110円から急落した原因となった中国湖北省での基準見直しによる新型肺炎感染者、死亡者数の急増が尾を引き欧米株が全面安、ドル円も欧州時間に安値109.62をつけました。しかしその後は米長期金利が上昇に転じ、米株が下げ幅を縮めたことでドル円も下げ止まり、その後は109円台後半で方向感を失っています。

一昨日の新型コロナウイルス感染拡大への楽観論から一転、市場は再び感染拡大懸念にリスク回避の動きが強まっています。ドル円はこの動きに110円に頭を押さえられた形となっていますが、世界的には有事のドル買いに加え、ウイルス発生の中心地中国との経済的関係の深い欧州、一部新興国の通貨に売り圧力が加わっていることで全般的にはドル高地合いとなっており、これがドル円でのドル下落に一定の歯止めをかけている印象です。

テクニカルにはドル円は本日109.54レベルの21日移動平均線をサポートとした堅調推移が継続、引き続きドル高地合いです。感染拡大の先の見通せない状況では、週末の二日間で何が起こるかわからず、午後の市場でも積極的な動きは手控えられるものと思われますが、株式市場を中心として利益確定の売りが広範囲に出る恐れはあり、注意が必要です。

ドル円 109円台後半で方向感なく推移

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