ユーロドル1.10台前半 安値圏での横ばい推移
27日の東京市場でユーロドルは方向感なく推移。日中の取引レンジは1.1024-38と狭め。金曜海外時間につけた12月初旬以来の安値1.1020を試す動きとはなりませんでしたが、最近の安値圏での取引が続いています。東京時間17:30現在は1.1030レベルでの取引です。
新型肺炎が予想以上の感染力を示し始め、株式、債券市場はリスクオフの流れが続いており、日経平均は本日2%以上下げて483円安で終了。序盤の欧州株も軒並み大幅安です。ユーロドルはこのテーマに関してあまり明確な方向性はないものの、「有事のドル買い」からややユーロドル軟調です。
一方テクニカルにはユーロ安方向を示唆するチャート形状が一段とクリアになってきています。サポートは節目の1.1000、11/29の直近安値1.0981等。
これらを下抜けると12月以降に形成されたヘッドアンドショルダーのターゲット1.0911が見えてきます。
一方上方向は先週木曜のECB理事会後に下抜けた90日線(1.1075)や「雲」の下限(1.1090)がレジスタンスに転じています。
本日この後は18:00に1月のドイツのIFO景況感指数、24:00に米新築住宅販売件数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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