ユーロドル 米雇用統計控え横ばい推移(1/10夕)

10日の東京市場でユーロドルは1.1102-11の10pips以下の小動きに終始。

ユーロドル 米雇用統計控え横ばい推移(1/10夕)

ユーロドル 米雇用統計控え横ばい推移

10日の東京市場でユーロドルは1.1102-11の10pips以下の小動きに終始。
中東における地政学リスクの後退からの米長期金利上昇や、相次ぐ独経済指標の不冴えにユーロドルは今週に入りほぼ一方向で下げてきましたが、昨晩NY時間に1.1100を割り込んだところでは買戻しが入り、本日日中は1.11台での取引が続きました。しかしながら夕刻欧州勢参入後、ややユーロ売りが強まり17:40時点では再び1.11割れの水準で取引されています。

市場参加者も本格的に市場に復帰する中で、これまで為替市場の追っていた米中貿易交渉やブレグジット、北朝鮮、中東絡みの地政学リスク等のテーマがいずれも一段落。為替市場は、一旦はファンダメンタルズ、金利差、テクニカル等に回帰する可能性が高いものと思われます。

テクニカルにはユーロドルは中期の上昇トレンドを下放れ、短期的に11末からの上昇の61.8%戻しや90日線、一目均衡表の「雲」の上限がサポートする1.1060-80レベルまでの下値余地が広がっている状況です。

序盤の欧州株価指数先物は軟調推移。本日この後は22:30の米雇用統計に注目が集まりそうです。非農業部門雇用者数の市場予想は16万人の増加と平均的。
また24:00には米11月卸売売上高・在庫の発表があります。

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ユーロドル日足

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