オーストラリア 9月小売売上高の予想

日本時間11月4日9時30分に発表を予定しています。

オーストラリア 9月小売売上高の予想

オーストラリア 9月小売売上高予想

オーストラリア 9月小売売上高予想

(11月1日14時00分現在)

来週月曜日の朝9時30分に豪州の9月小売売上高が発表されます。
8月は予想(+0.5%)を小幅に下回り+0.4%となりました。9月予想は+0.4%ですので、年央の悪化に歯止めが掛かった形になっています。翌日の11月5日には中銀金融政策が発表されますので、中銀議論の参考数値にはなります。また、9月結果は四半期GDPへの影響が出てきます。第1四半期は+0.33%、第2四半期は+0.10%、第3四半期は今回の予想を加味すると+0.27%となり、前期比ベースのGDPには好結果になります。

下記チャートを見ると、過去の9月は概ね好結果で、全てプラスを記録しています。エコノミストの予想レンジ幅も少なく、振れは少なそうです。

オーストラリア 9月小売売上高予想 2枚目の画像

小売売上高
(2019年8月迄、青:前月比伸び、オレンジ:6ヶ月移動平均、赤:ゼロ、黒い線より右は2019年9月予想値を加味)青の○印は各年9月の数値です。


尚、翌5日(火曜日)には豪州中銀の金融政策発表が控えています。
現状では現行の政策金利0.75%は据え置き予想で、エコノミストのレンジ幅もありません。

今週の豪ドル米ドル相場は豪ドルが買われ、最後の抵抗ゾーン0.6930〜0.6955米ドルまできています。FOMCの利下げ、その後に続いた好数値の住宅建設許可件数に0.6885〜95米ドルの抵抗線を抜け、上記ゾーン手前までトライし、現在は0.6900米ドル絡みで推移しています。
この抵抗ゾーンはかなり強いので、容易には抜け難いと思いますが、もし上抜けた場合は豪ドル安トレンド下で新たな豪ドル一段の戻り高狙いに入れます。その場合は0.6990〜0.70、0.7050〜60米ドル辺りに上値余地が広がります。
逆に短期的なサポートが0.6850米ドルにあり、ここを維持できないと短期の豪ドル高サポートである0.6790〜0.68米ドルまでの下押しになりそうです。
(2019年11月1日15:20、1豪ドル=0.6903米ドル)

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