オーストラリア 9月失業率結果
9月の豪州失業率は、就業者数がほぼ予想通り、失業率は0.1%改善しました。
いつもの様に各項目を見ると、
就業者数から見ていくと、
9月の就業者数は前月より14,700人増で、予想(1.5万人増)を僅かに下回りました。8月は前回3.47万人⇒3.79万人に上方修正されており、この分を加味すると今回は実質+1.79万人となり予想を上回ります。内容的にも、フルタイムが+26,200人増、パートタイムが▼11,400人減ですので、好結果になっています。
また失業者の分析は
8月の失業者は8,100人減少しました。7月も当初失業者数が4,100人増⇒2,900人増に減りましたので、実質9,300人減となっています。かなり改善しています。内訳はフルタイム希望が4,600人減(8月は2,900人増)となりました。パートタイムも3,500人減少しました。
また、失業率は9月5.2%となり、0.1%改善しました。労働参加率は前月から0.1%悪化し66.1%に下がりました。
月間全労働時間は410万時間増加(7月は390万時間増加)し、17億8730万時間となりました。引き続き個人消費増加要因になります。
失業率は下図となり、赤い線(中銀の失業率予想値5.25%)をやや下回りました。
豪ドル米ドル相場は、失業率発表前に0.6755〜60米ドル付近で推移していましたが、
全般的に予想を上回る失業率の内容に30ピップス程度買われて、0.6790米ドル(10時10分現在)付近で推移しています。
昨日は結局0.6710〜20米ドルサポートを維持し、逆に0.6760米ドルの抵抗線を抜いたことで、今週の中心レンジを0.6710〜0.6820米ドル(シカゴポジション200)とした中で、レンジ上限の0.6810〜20米ドル抵抗線近くまできました。
現在は中長期の豪ドル安トレンドの中でどこまでの戻り高を狙えるのか試している形となっています。
(1豪ドル=0.6783米ドル、2019年10月17日10時20分現在)
オーダー/ポジション状況
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発表10月17日、日本時間9時30分発表予定(注:豪州は10月6日より夏時間となり、発表時間が1時間早くなります)
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