オーストラリア 9月失業率予想
(10月16日10時現在)
(1) 就業者数…前回8月は予想を上回る結果となりました。移動平均線は2019年になってからほぼ3万人前後で横這い傾向になっています。6月が0.05万人の低い数値で下図の赤い線(ゼロ)付近になりましたが、それを含んでもそこそこの数値になっています。
また、過去4年間の9月(○印)数値は当該年ではあまり芳しくなく、例年通りですと予想数値に収まる可能性が高いと言えます。
(赤い線はゼロ、○印は各年9月、黒い線より右側は今回予想値)
(2) 失業率…8月の結果は5.3%で予想より悪化しました。豪州中央銀行も長期では改善傾向を予想していますが、直近の失業率は5.25%を見込んでいるので、さほどかけ離れた数値ではありません。因みに2021年6月に向けては5%方向の予想となっています。とはいえ2019年になってからの失業率悪化は気になります。
なお、下図で中央の黒い線は5.6%(急激に改善始めた地点)に引いています。赤い線より右側は今回予想値です。
豪ドルと米ドルの相場は、基本的な流れは昨日のシカゴポジション200内とほとんど変わりはありません。
昨日の動きは堅調な米金利と株価に豪ドルは売られましたが、それでも0.6710〜20米ドルのサポートは守られています。また時間足では0.6720〜75米ドルのレンジ内で推移しており、24時間では15ピップス程度豪ドルが下がります。
従いましてNY終値で0.67米ドルを割って終わると、豪ドル安トレンドラインの0.6665米ドルサポート方向の流れになります。上値は時間足の上限を越えると0.6810〜20米ドルの抵抗線が視野に入りそうです。
(1豪ドル=0.6732米ドル、10月16日10時50分現在)
オーダー/ポジション状況
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