ドル円 108円台後半で方向感なく推移(10/17午前)

17日午前の東京市場でドル円は108円台後半での取引。

ドル円 108円台後半で方向感なく推移(10/17午前)

ドル円 108円台後半で方向感なく推移

17日午前の東京市場でドル円は108円台後半での取引。値幅は108.65-83と20銭足らずの小動きで、方向性に欠ける展開となりました。東京時間11:30現在は108.75-80レベルで推移しています。

昨晩は発表された米9月の小売売上高が前月比で予想外のマイナスとなり、また未明に発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)は米経済への認識を下方修正、ドル円に対してはネガティブな材料が続きましたが、大詰めを迎えている英国のEU離脱交渉関連の情報が錯そうしたこともありドル円が大きく下落することはありませんでした。

最新の報道では英国のEU離脱協定案が本日から開催されるEU首脳会談に間に合う可能性は低いとの悲観的な見方が優勢ですが、午前中に新たな材料がなかったためドル円は様子見となっています。昨晩の欧米株価指数はまちまちで終了しており、このところ連日上げた日経平均株価も午前は+31円とほぼ横ばいです。

テクニカルにはドル円は昨日同様109.00と200日移動平均線(109.08)を前に足踏み状態。
ただ、材料面では円高リスクの方が高いものと考えられ、英国のEU離脱交渉でのウルトラCでの大逆転でもない限りはそのレベルを超えていくのは楽ではなさそうです。

ドル円 108円台後半で方向感なく推移

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