米8月ISM製造業景況指数の予想値(19/9/2)

日本時間2019年9月3日23時に発表を予定しています。

米8月ISM製造業景況指数の予想値(19/9/2)

米8月ISM製造業景況指数の予想値

米8月ISM製造業景況指数の予想値

(今回発表予想)2019年9月2日14時現在予想

明日、米国8月ISM製造業景況指数が発表されます。前回は予想を下回りました。
今回の予想は横這いです。トレンドは下降を続けていましたが、8月は横這い見込みになっています。

米8月ISM製造業景況指数の予想値 2枚目の画像

ISM製造業景況指数とPMI製造業指数(チャートの黒い矢印が今回予想)

一方、マーキット社のPMI指数(チャートのオレンジ線)は8月に50を下回る49.9になり、好悪判断基準の50未満となりました。しかしながら、明日3日(22時45分発表)に改訂値が発表され、49.9⇒50.0で上方修正予想です。それでも両線共に下降トレンドを脱却できていません。仮に8月が予想レンジ上限近くで上回ったとしても、昨日から米中関税賦課率の拡大が開始されていますので、先々の改善見込みは薄いと思われます。逆に数値悪いと、次回FOMC(9月18日)に向けて、CMEのFedwatchは一段と利下げに傾くと思われます。


尚、本日(9月2日)ユーロ圏の8月PMI製造業景況指数の改訂値が発表されます。改訂値予想は下欄になっており、前回公表済と同じになっています。予想レンジも全くないので、もし下振れするとユーロには影響でそうです。

ユーロ圏製造業及び米国PMI製造業景況指数の改定予想値は次の様になっています。

米8月ISM製造業景況指数の予想値 3枚目の画像

ユーロドル相場は先週金曜日に1.10のサポートを切って終わり、新たな下値模索の流れに入っています。週足で1.0900〜1.1310米ドルのユーロ安トレンドラインに沿って下落しています。トレンド内の1.10サポートを切ったことで、現在はライン下限の1.09米ドル方向を先にトライする流れにいます。
上値抵抗線は1.1010、1.1060、1.1100米ドルにありますが、最後を越えて終らない限りは、短期のユーロ安の流れを変えるのは難しくなっています。
(2019年9月2日14:30、1ユーロ=1.0990米ドル、1ドル=106円21銭)

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