N$シカゴポジション(19年8月13日現在)

シカゴのNZドルポジションはネットショート1,900枚増で、13,400枚強となりました。

N$シカゴポジション(19年8月13日現在)

シカゴポジション(CME)192

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴポジション(CME)192

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年8月13日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴのNZドルポジションはネットショート1,900枚増で、13,400枚強となりました。
内訳はロング2,600枚増、ショート4,500枚増で、前回に続き両ポジションとも残高を膨らませており、先行きの相場観が一層分かれています。チャートを見ると、昨年10月の締日底値0.6471を若干割っていますが、ほぼダブルボトムで止まっています。しかしながら、現在のスポットは0.6420絡みですので、既に一段と下抜き、明日の締日までに0.6470米ドル以上に戻せるかを確認します。このまま行けばショートメークに分があり、ロングの損切りが先行すると、NZドルは一段安になります。

実際のNZドル米ドル相場は、重要なサポート0.6480米ドルを切って終わって以降、戻りの上限は0.6480〜90米ドルまでとなっています。現在は8月7日のたくり線底値0.6370〜80米ドルを再度試す流れにいます。現在のスポットは昨年10月ザラバ底値0.6424米ドル(終値は上記の0.6471米ドル)のダブルボトムになっており、一度止められる可能性高いですが、もしここを割って終わると0.6350〜60、0.6300〜10米ドルまでの下押しになりそうです。
上値は0.65米ドルを越えて終わらない限りNZドル安の流れは変わらず、越えてくれればNZドル安トレンド下で、戻り高調整に入れます。この場合には0.6550〜60、0.6590米ドルの順に抵抗線が控えています。(1NZドル=0.6421米ドル、8月19日13:00)

シカゴポジション(CME)192 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート

直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

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