ユーロドル夕刻反発、良好な仏・EUのCPI等がサポート(6/28夕)

28日の東京市場でユーロドルは横這い後に反発。

ユーロドル夕刻反発、良好な仏・EUのCPI等がサポート(6/28夕)

ユーロドル夕刻反発、良好な仏・EUのCPI等がサポート

28日の東京市場でユーロドルは横這い後に反発。大阪でG20が開幕し、米中等の二国間協議も並行してスケジューリングされている中、日中は基本的に各市場とも様子見気分が強く、ユーロドルも最近のレンジの中心付近の1.1370付近で方向感のない取引が続きました。
しかし、夕刻欧州勢参入前後からユーロ買いがやや優勢となり、一時1.1393の高値を更新東京時間は1.1390レベルで取引されています。

夕刻発表されたフランスの6月のCPIが事前予想、前月を上回り、またユーロ圏のCPIコアにも改善が見られた他、半期末のユーロの決済需要もユーロをサポートしたと見られます。

テクニカルにはユーロドルは今週連日200日移動平均線に支えられ堅調に推移、5月下旬以降に形成された短期上昇トレンドの上限1.1427を窺う動きとなっていますが、米中貿易交渉が不調に終わり、米長期金利に大幅な低下が見られた場合等には、週明けにこのレベルを超えて一段高を試す可能性もあります。
一方1.1343にある200日移動平均線を下抜けた場合でも、1.1300より下は21日線や一目均衡表の「雲」等サポートが厚く、下値の攻略は容易ではなさそうです。

序盤の欧州株価指数先物は概ね堅調に推移。今晩この後は21:30に米5月個人所得・消費支出、22:45シカゴ購買部協会景気指数、23:00にミシガン大消費者信頼感確報値の発表があります。

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ユーロドル日足

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