3. ユーロ後場にかけ軟調、米長期金利は一段と低下(6/3夕)

ユーロ後場にかけ軟調、米長期金利は一段と低下(6/3夕)

3日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。一時1.1190まで上昇する場面もありましたが、東京時間17:00現在は1.1170レベルでの取引です。

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ユーロ後場にかけ軟調、米長期金利は一段と低下(6/3夕)

ユーロ後場にかけ軟調、米長期金利は一段と低下

3日の東京市場でユーロドルは上昇後に反落。一時1.1190まで上昇する場面もありましたが、東京時間17:00現在は1.1170レベルでの取引です。
先週末の海外市場ではアジア時間に突然トランプ大統領がメキシコへの懲罰的追加関税に言及したことから市場はリスク回避一色となりドル円が108円台に下落、ユーロドルは月末需要に一時急落する局面もありましたが総じて堅調に推移しました。

米国の景気先行き懸念に連日米長期金利は低下を続けており、このことがユーロ圏にも各種のネガティブ材料のある中で先週末にかけてユーロドルが反発した要因となった模様です。週明けアジア時間にも米10年もの国債金利は低下を続けており、夕刻欧州勢参入後には一時2.06%台をつけています。米10年もの国債がこの水準まで下落したのは2017年9月以来のことです。

先週末の反発でテクニカルにはユーロドルは再び21日移動平均線絡み。ただ、欧州圏に積極的ユーロ買い材料も見当たらず、米欧の悪材料の綱引きの状況。一方向でのユーロ上昇は想定しづらいところです。

序盤の欧州株価指数先物はリスク回避の動きにほぼ全面安。今晩この後23:00に米国でISM製造業景況指数および建設支出の発表があります。

ユーロ後場にかけ軟調、米長期金利は一段と低下

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