N$シカゴポジション(2019年4月22日現在)

シカゴのNZドルポジションは、ショートを1,700枚増加させました。

N$シカゴポジション(2019年4月22日現在)

シカゴポジション(CME)175

シカゴポジション(CME)175

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年4月16日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴ先物市場における、いわば投機筋と呼ばれる市場参加者の建て玉で、ロングとショートの差し引きで現在どの様なポジションに傾いているのかを判断するものです。

シカゴのNZドルポジションは、ショートを1,700枚増加させました。ネットショートはまだ3,200枚ですので、どちらにも動きやすいポジションのままです。しかも内訳では1,900枚のロング減ですので、総枚数減でリスクを減じる方向に動いています。
チャートを見ると、とりあえず相場はシカゴポジション方向に動いています。アセンディングトライアングルの下限を抜いて、その後はほぼ横這いになっています。新たな黒いサポートに支えられて下抜け阻止して踏み止まっています。

NZドル米ドル相場は、結局トライアングルの下限だった抵抗線内に回帰できず、更にNZ第1四半期消費者物価指数が弱かったことから一段安になりました。先週コメントした0.6680米ドルのサポートまで来ています。昨年10月底値からのサポートラインも下抜いてしまったので、当面は年初にNZドルが急落した時の底値0.6585米ドルが視野に入っています。この途中の0.6640〜50米ドルにも軽いサポートがあります。
一方で上値は0.6720〜30、0.6760〜70、0.6790〜0.68米ドルに抵抗線が控えています。最後を越えて終わらない限り、NZドルのトレンドは弱いままになります。少なくとも最初の抵抗線は越えて終わらないとNZドルは暫く弱い状態継続です。
(1NZドル=0.6690米ドル、4月19日NY終値)

シカゴポジション(CME)175 2枚目の画像

シカゴNZドルポジションと締日終値のチャート
直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。
棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

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