ユーロドル イベント終了でじり高推移(4/11夕)

11日の東京市場でユーロドルは1.12台後半をじり高推移。

ユーロドル イベント終了でじり高推移(4/11夕)

ユーロドル イベント終了でじり高推移

11日の東京市場でユーロドルは1.12台後半をじり高推移。昨晩ECB理事会、英EU離脱の期限延長という二つの大きなイベントをクリアして為替市場にはやや安堵感が広がっています。東京時間18:30現在は1.1280-85レベルでの取引です。

昨晩開催されたECB理事会では事前予想通り政策変更等はなかったものの、ドラギ総裁は前回以降も景気の鈍化が見られるとの見解を示し改めて年内利上げを行わない方針を確認しました。一方で事前に流れた金融機関に配慮してのマイナス金利見直しの憶測に関しては、今後影響を調査すると述べるにとどまり、具体的な方向性は示されませんでした。
また、EU首脳会談では英国の10月末までのEU離脱期限延長が認められました。この期限は、英国内の方針がまとまり、EU側も合意した場合には短縮が可能とされています。

一方米国サイドでは昨晩注目された3月CPIはほぼ予想通りだったもののコア部分がやや弱く出ました。また、3月のFOMC議事要旨は第2四半期以降の経済見通しが思ったよりも楽観的であったことや、利下げの可能性に具体的に言及するメンバーもいなかったことが判明。当初の印象よりハト派色が弱く、うがった見方をすればトランプ大統領への「面従腹背」をも連想させるものでした。

以上昨晩注目された4つのポイントはユーロドルにとっては弱、強、強、弱とバラバラで影響も限定的でしたが、やはり事前にほぼ織り込まれていたとはいえ、英国の「合意なき離脱」がとりあえず回避されたことからの安心感がユーロドルでは支配的となったものと考えられます。

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