豪州消費者物価指数(2016年4月26日)

(日本時間2016年4月27日朝10時30分発表予定)

豪州消費者物価指数(2016年4月26日)

豪州消費者物価指数

         (今回発表予想)4月26日10時現在

         (今回発表予想)4月26日10時現在

豪州消費者物価指数

(1)消費者物価指数の四半期推移と3四半期移動平均…前期比伸びが市場の予想通りになると依然移動平均線を下回っている状態から脱しきれていません。

豪州消費者物価指数 2枚目の画像

(2)年率ベースの消費者物価指数と中銀インフレ目標値(1〜3%)…年率ベースでもインフレの兆候はまだ低くくなっています。

豪州消費者物価指数 3枚目の画像

(3)前年比と政策金利推移、及びインフレ目標値…(2)のグラフに政策金利を加えたもの。赤い線の2〜3%は中銀インフレ目標値

年率ベースの消費者物価はまだ目標値を下回っています。今回も越える予想は少なくなっています。

コメント

豪州は2016年第1四半期のインフレも中銀目標値を下回る予想になっており、まだ金融政策では緩和基調を維持していくものと思われます。前回1月の発表以降、豪ドルが対米ドルで強含みに推移しているので、この面からもインフレ率は低下方向に作用しますので、中銀の舵取りが一層難しくなっています。米国同様に雇用改善が賃金上昇に結びついていないので、思ったほどの消費拡大に繋がっていません。

豪ドル対米ドルが昨日の0.7680〜90サポートが維持されており、下抜け状況には入っていません。昨日から0.7690〜0.7730の狭いレンジに押し込められています。下抜けた場合は0.7530〜50付近までの下値余地が出てきます。上値はレンジを越えても0.7780〜90に抵抗線が控えています。(4月26日10:30、1豪ドル=0.7718米ドル)

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