ユーロ動意無し 英議会の離脱代替案採決待ち
26日の東京市場でユーロドルは1.13台前半での小動きに終始。値幅は1.1305-22の17pipsと限られ、欧州時間に入ってもほとんどレンジは変わらず、東京時間18:30現在は1.1310-15レベルでの取引です。
英議会は今朝方、メイ首相がEUと合意した離脱協定案に対する複数の代替案を27日に拘束力のない形で採決することを議決しました。メイ首相は同日、現時点で3回目の採決を行っても離脱案を可決するだけの票を集められていないことを明らかにしており、議会がメイ首相からEU離脱交渉の主導権を奪う動きとして注目されています。
代替案にはEUの関税同盟に残るのに近い形での離脱や、離脱そのものを再度投票にかける案等が含まれるものとみられ、メイ首相案による早期解決の見込みが遠のいた反面、事実上暗礁に乗り上げた形の離脱問題に新たな方向性が見いだせる可能性もあり、為替市場はとりあえずユーロ売りにも買いにも反応せず様子見となっています。
テクニカルにはユーロドルはいつものレンジの中であり、上昇のモメンタムは失われ21日線に頭を抑えられてはいるものの、特に下値を追う動きともなっていません。
序盤の欧州株価指数先物はまちまちの動き。今晩この後は21:30に米住宅着工件数および建設許可件数、23:00に消費者信頼感指数の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
ニュージーランドドル(NZD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.03.29
NZドルWeekly 調整局面は継続、90円割れの攻防を迎える(24/3/29)
NZドルは、政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まるなか、目先のサポートラインだった100日移動平均線や、一目均衡表の雲をそれぞれ下回る弱い地合いとなった。
-
オーストラリアドル(AUD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.03.29
豪ドルWeekly 日本当局の介入警戒が重しとなり98円台でのもみ合いか(24/3/29)
今週の豪ドルは、オーストラリア経済指標がまちまちだったことから、98円台でのもみ合いとなった。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:編集人K
2024.03.29
ドル円、150円台前半での横ばい続く、今晩薄い市場での米PCEコア発表要警戒 (3/29午前)
29日午前の東京市場でドル円は、150円台前半の狭いレンジでの取引に終始。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。