ユーロドル下落後反発 一時1.1250割れ(3/27夕)

27日の東京市場でユーロドルはじり安推移。

ユーロドル下落後反発 一時1.1250割れ(3/27夕)

ユーロドル下落後反発 一時1.1250割れ

27日の東京市場でユーロドルはじり安推移。昨晩海外時間には市場のリスクセンチメントにやや改善が見られる中で米株と米長期金利が上昇。一時10年もの国債利回りが2.45%を回復したことからドルが主要通貨に対してほぼ全面高となりました。
ユーロドルもNY時間に入って1.13を割り込む動きとなり、その流れを受けて本日東京時間は1.12台後半中心のユーロ安値圏での取引となり、夕刻欧州勢参入後には一時1.1247の安値をつけています。
しかし、その後は米長期金利が再び低下し10年もの国債利回りが再び2.35%台に低下すると今度はドル全面安となり東京時間19:00現在ユーロドルは1.1280レベルまで値を戻しています。
ただ、昨日からのユーロドルの動きは直接説明がつきにくい部分も多く、英国のEU離脱代替案投票や、明日の米GDP確報発表を前に様々な思惑でポジション調整が行われている模様です。

テクニカルには夕刻の下落でユーロドルは一時1.1250を割り込み中期レンジの下限エリアに進入しましたが、その後は再び離脱しています。
序盤の欧州株価指数先物は買い先行から転じほぼ全面安。今晩この後は20:00に米MBA住宅ローン申請指数21:30に米1月貿易収支、および昨年4Qの経常収支の発表があります。

尚、日本時間明日未明4時より英下院でのEU離脱代替案への投票が開始される見込みです。

ユーロドル下落後反発 一時1.1250割れ

ユーロドル 日足

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