A$シカゴポジション(2019年3月25日現在)

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを約8,200枚増やし、計約52,000枚となりました。

A$シカゴポジション(2019年3月25日現在)

シカゴポジション(CME)171

シカゴポジション(CME)171

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年3月19日現在の数値)
ロング/ショートは左側通貨から見たもの。
ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを約8,200枚増やし、計約52,000枚となりました。ポジションは積み増し枚数の過去平均推移レベル3万枚から次の5万枚台に拡大させました。内訳はロング4,900枚減、ショート3,300枚増で、総枚数では1,600枚減少させています。

チャートを見ると、先週下抜けた3角保合いの下限で横這いになっています。下降の黒線が上値抵抗線で、緩やかな赤線が豪ドル安トレンドラインの下限サポートです。このラインは0.69〜0.7150米ドル付近で推移しています。引き続き豪ドル弱い状態で、シカゴはこの5万枚から積み増すのか、暫くこの枚数で推移させるのか、後1〜2週の推移を見る必要ありそうです。


実際の豪ドル米ドルの相場は、先週の豪ドル安トレンドライン0.6930〜0.7130米ドルに対し、先週央の高値が0.7165米ドルまでありましたので、ヒゲだけ上抜いた形になりましたが実態部分で抜け切れずに守られています。先週の高値でトレンドラインを引き直すと0.6960〜0.7160米ドルが今週の豪ドル安トレンドラインになっています。この手前の0.7110米ドルに抵抗線が控えています。下値はトレンド内の0.7010米ドルが強いサポートになっています。当面は0.7010〜0.7110米ドルの狭いレンジで揉み合いが想定され、上抜ければ0.7160、下抜ければ0.6960米ドル狙いになります。流れは豪ドル安ですので、売り場探しになります。

シカゴポジションはショートに切り替えてから1年間が経過しました。過去のパターンでは1年間〜1年2ヶ月間程度ポジションを持っています。従い、次の目途7万枚まで売り増すのか、暫く回転効かすのか、0.6960〜80米ドルにある強いサポートを下抜くかで明確になりそうです。引き続きシカゴの豪ドルの買戻しだけには注意が必要で、0.7210米ドルを越えると豪ドル安相場は一度終わりそうです。
(1豪ドル=0.7082米ドル、3月25日14時30分現在)

シカゴポジション(CME)171 2枚目の画像

(ご参考)直近から過去60回分を掲載したチャートにしたものです。棒グラフ(青)はネットポジション(左目盛)、折れ線(オレンジ)は締日のNY終値(右目盛)になっています。

オーダー/ポジション状況

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