A$シカゴポジション(19年3月11日現在)

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを約3,000枚増やし、43,700枚となりました。ポ

A$シカゴポジション(19年3月11日現在)

A$シカゴポジション

	A$シカゴポジション

主要通貨ポジション(単位:枚)(2019年3月12日現在の数値)

ロング/ショートは左側通貨から見たもの。ネットポジションで▼数値は左側通貨がショート、+数値は左側通貨がロングを表しています。
通貨単位(1枚当たり):豪ドル/米ドル=100,000豪ドル、NZドル/米ドル=100,000NZドル

シカゴの豪ドルポジションはネットショートを約3,000枚増やし、43,700枚となりました。ポジションは積み増し枚数の平均レベル3万枚から次の5万枚方向に拡大させています。しかしながら内訳はロング2,800枚増、ショート5,800枚増で、総枚数で8,600枚も増加させており、リスク回避の両建てロングも増えていることから、状況としては自信のない豪ドルショートと思われます。下図(1)見ると、緩やかな豪ドル安トレンド(赤い線)内で黒の3角保合いを収斂していましたが、先週火曜日の終値ベースでは下抜いています。流れとしてはトレンドライン下限までの下押しリスクが高くなっています。

実際の豪ドル米ドルの相場は、先々週に3角保合いの下限抜けで、0.70米ドルのサポートまでトライしましたが、その後は0.7040〜45米ドルまでしか下がらず、逆に0.7070米ドルの抵抗線を上抜いています。先週0.6950〜0.7150にあった豪ドル安トレンドラインは今週0.6930〜0.7130まで下がり、現在のスポット0.7110〜15米ドルを見ると、上値は残り15〜20ピップスしかありません。この抵抗線が守られれば、再度0.7070、0.7030〜40、0.70米ドル方向になります。しかしながら、ここを守り切れないと、0.7210米ドル付近まで上値余地が広がります。NZドルがロングを積み増し始めており、まだ十分買い増しできる枚数になっています。一方で豪ドルは5万枚近い水準まで増やしているので、NZドルロングを更に積み増す場合に豪ドルショートを引っ張る感じがしません。シカゴポジションが売り上がり気味ですので、豪ドル高方向への動きは要注意になります。(1豪ドル=0.7114米ドル、3月18日14時55分現在)

	A$シカゴポジション 2枚目の画像

(1)シカゴ豪ドルポジションと締日終値のチャート

オーダー/ポジション状況

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