2月15日以降の株、金、仮想通貨
今週の仮想通貨の週報でビットコインの上昇は他のアセットクラスでも同じような時期に上昇が見られること、そして株と金が同時に上昇したことが腑に落ちないことについて簡単に書きましたが、ここでは2月15日から週明け19日までのNYダウ、金、BTCの動きを実際に比較してみましょう。
NYダウ、金、BTC
目立つように同期間以外をグレーで目立たなくしました。また、金はFXと同じで24時間取引ですが、NYダウとBTCはここではCMEの先物(23時間取引)を使っていますので若干の縦軸のズレはあります。またBTCは週末取引を削除してNYダウと金の取引時間に揃えた表示としました。
時間差はあるものの株(NYダウ)、金、仮想通貨(BTC)ともに同じ期間に上昇していることがわかります。これまで金価格が上昇するときは株価が下がる傾向が強く、避難資産としての動きが多かったのですが、ここに来て金も上がる、株も上がる、更には仮想通貨まで上がるとすべてのアセットクラスでの上昇が見られます。
更に、今回は最初に上げたのは金です。勘ぐりすぎかもしれませんが、大きく資産を購入する動きが多くの金融市場で起きたとしか思えないような動きです。何かわかったらまた書きたいと思いますが、これまでとは違う動きが出始めているという点には注意です。
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