ユーロ11/28安値割り込みレンジ下限エリアへ
12日の東京時間にユーロドルはユーロ安値圏で横這い推移。日中は1.1273-88のごく狭いレンジでの取引に終始しました。しかし、夕刻欧州勢参入後は下げ幅を広げ一時1.1258の安値をつけた後東京時間18:00現在は1.1265レベルでの推移です
昨晩の海外市場では米中貿易協議への悲観論の後退と、メキシコとの壁をめぐる議論進展の報道にドルが主要通貨に対し全面高となり、アジア時間には1.13台前半で取引されていたユーロドルも節目と見られていた1.1290を割り込んで一時1.1267の11/28安値に並ぶ場面がありました。しかし、本日夕刻には更にユーロ売りが強まり前日安値を更新してきています。
テクニカルにはユーロドルは昨晩の下落および先ほどの年初来安値更新に、昨年11月以来の中期膠着レンジの下限エリアに入ってきています。現在の目標はレンジの底、昨年11月12日安値の1.1216。そして長期の視点から2017年安値1.0341からの上昇の61.8%戻し1.1187が久しぶりに意識されることとなりそうです。
序盤の欧州株価指数先物は久々のユーロ安水準にほぼ全面高の様相。今晩この後重要な経済指標の発表等の経済イベントは予定されていません。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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