3. 原油・株上昇円109円台後半（2016年4月21日）

原油・株上昇円109円台後半（2016年4月21日）

海外市場ではイラクの副石油相から5月にロシアで増産凍結に向けた主要産油国の会合が開かれるとの見方を示したこと

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原油・株上昇円109円台後半（2016年4月21日）

原油・株上昇円109円台後半

海外市場ではイラクの副石油相から5月にロシアで増産凍結に向けた主要産油国の会合が開かれるとの見方を示したことおよび、米国での生産高が減少したことを受け原油先物が急騰43ドル台の後半をつけたことから、リスクオンの動きが強まり株式市場は続伸、ドル円も一時109.90まで上昇しました。
朝方の東京市場でもこの流れを引き継いで日経平均は350円超の上昇を見せていますがドル円は109.75近辺で足踏み状態、やはり海外と東京市場での微妙な温度感の差が気になります。

今朝方はジョージ・ソロス氏のアジア・ソサエティーのイベントでのコメントとして「通貨の競争的切り下げの恐れは大幅に低下」「米国と中国は通貨政策に関して間違いなく協力している」また、「中国の3月のファイナンスの大幅な伸びは景気減速をとどめている一方で警報といえる」などのコメントが伝わってきています。ソロス氏といえば最近は「パナマ文書」の公開、解読に背後で一役買っているのではとの噂も流れる中再び存在感を増していますが、積み上げていたとされる人民元売りポジションはもう解消したのでしょうか？

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