ユーロドル 横ばい後ECB理事会前に反落(1/24夕)

24日の東京市場でユーロドルは日中1.13台後半で方向感無く推移。

ユーロドル 横ばい後ECB理事会前に反落(1/24夕)

ユーロドル 横ばい後ECB理事会前に反落

24日の東京市場でユーロドルは日中1.13台後半で方向感無く推移。本日のECB理事会とドラギ総裁の記者会見を控えて基本はポジション調整主体の動きとなり、欧州勢参入までは1.1375-90のレンジにほぼ収まる小動きでした。しかし、夕刻欧州勢参入とともに弱含みとなり、発表されたフランスの1月PMI速報値で、製造業は予想を上回ったもののサービス行が予想以上に悪い結果となったことで急落、一時1.1341の安値をつけました。ただ、その後発表されたドイツやECBのPMIには直接の反応は薄く、1.1340-70の間をチョッピーに上下する、イベント前特有ののやや神経質な動きとなっています。

本日のECB理事会では金融政策の変更は予想されていませんが、経済の見通しの更なる下方修正、ドラギ総裁の会見のトーン等に注目が集まります。
前回12月のECB理事会ではECBは経済見通しを下方修正し、ドラギ総裁も「リスクバランスは下方に傾きつつある」と会見で発言、警戒感をあらわにしましたが、欧州経済を巡る状況は米中関係、英国のブレグジットを巡る迷走等の外部要因の深刻化もあって、一段と悪化していると見られており、少なくとも参加者からタカ派的な姿勢が示されることはないものと考えられます。

テクニカルにはユーロドルは一目均衡表の「雲」を下抜けつつあり、再び緩やかな上昇トレンドの下限を試す動き、どちらかといえばユーロ安にバイアスがかかりやすそうです。

今晩この後21:45にECBの政策発表、ドラギ総裁の記者会見は22:30から、また、24:00には12月の米景気選好指数の発表があります。

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