NZ第4・四半期消費者物価指数結果(19/1/23)

本日(23日)早朝、NZの2018年第4四半期消費者物価指数が発表されました。従前の予想よりも若干上回りました。

NZ第4・四半期消費者物価指数結果(19/1/23)

NZ第4・四半期消費者物価指数結果

本日(23日)早朝、NZの2018年第4四半期消費者物価指数が発表されました。従前の予想よりも若干上回りました。前年比ベースでは前期と同じ水準で、インフレ目標の中央値付近となっています。但し、NZ統計局コメントで原油価格下落(▼0.6%)、安い野菜価格にも関わらず、前期比+0.1%だったとコメントしています。それでも下図チャートみるとインフレ懸念を心配する程の数値ではないと思われます。内容は以下の通りです。

NZ第4・四半期消費者物価指数結果

(今回発表)1月23日

四半期ベースで主な要因は
@ インフレ要因は、輸送関連(自動車など)+7.1%、家庭用品関連+5.3%などが上昇
A デフレ要因は、野菜▼12%、アルコール▼1.7%、衣料▼1.5%、などが下落
年率ベースで主な要因は
B インフレ要因は、輸送関連+8.2%、タバコ+9.2%、賃貸住宅+2.4%などが上昇
C デフレ要因は、野菜フルーツ▼6.2%、通信費▼21%、などが下落


NZ第4・四半期消費者物価指数結果 2枚目の画像

年率ベースは前期の年率と同じ+1.9%となりました。図で横這いになっています。

NZドル/米ドル相場は、発表前に0.6720〜22米ドル付近で推移していたNZドルが、9時半現在では0.6770米ドル付近まで約50ピップス買われています。内容的には少し良かった位でしたが、統計局のコメントに反応し、ショートを買戻した形になっています。
上値は0.6780〜90米ドルに抵抗線があるので、ここを越えて行かないとNZドル買いの継続は難しくなります。もし越えた場合には0.6850米ドル付近までの上値が見えてきます。今日の買戻しで下値は0.6700〜10米ドルのサポートが強くなっています。この手前の0.6730〜40米ドルにもサポートが出来ているので、仮にここを割っても0.67丁度付近は目先底固い感じです。(1月23日9:50、1NZドル=0.6768米ドル)

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