オーストラリアドル週報(2019年1月第3週)

豪ドル/円、上値余地を探る動きが継続中。中期トレンドは弱気。

オーストラリアドル週報(2019年1月第3週)

豪ドル/円、上値余地を探る動きが継続中。中期トレンドは弱気。

米政府機関の一部閉鎖が長引き、経済生活への影響も懸念される一方で、米中貿易協議の進展への期待や株式市場が落ち着きを取り戻したこともあって、リスク回避的な動きは後退し、豪ドルは対ドル、対円で反発余地を探る動きに転じています。既に年初の急落前の水準まで値を戻していますが、昨年12月の84円台からの急落で、中期的なトレンドが“豪ドル弱気”に変化しているため、78〜80円ゾーンにある強い上値抵抗を抜け切れない可能性も高いと見られます。

チャートを見ると、日足は下値を切り上げながら上値余地を探る動きが継続中ですが、77円台に乗せてからは上昇スピードが落ちています。また、個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、今後の上値トライも急伸に繋がり難いと見られます。短期トレンドは“豪ドルやや強気”の流れにありますが、80円台を回復して引けない限り、下値リスクを残した状態です。日足の上値抵抗は78.70-80、79.20-30に、下値抵抗は77.50-60、76.00-10にあります。21日移動平均線は77.97にあり、この水準を回復していますが、しっかり上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態です。また、120日、200日移動平均線も80.61と81.41に位置しており、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れにあります。

一方直近の週足は、陽線で切り返して上値余地祖探る動きに繋げていますが、上値を切り下げる流れから上抜けていないことや、中期トレンドが弱いため豪ドルの急伸にも繋がり難く、上値抵抗にぶつかって反落する可能性にも注意が必要でしょう。一方で下値も76円台に強い抵抗が控えており、76円割れで越週しない限り、下値余地も拡がり難い状態です。今週の週足の上値抵抗78.70-80、79.30-40に、下値抵抗は77.10-20、76.00-10にあります。31週、62週移動平均線は80.82と82.58に位置しており、中期トレンドは“豪ドル弱気”の流れに変化が認められません。

豪ドル/円、上値余地を探る動きが継続中。中期トレンドは弱気。

豪ドル/円【週足】:(1/16現在31週移動平均線は80.82に、62週線は82.58にありこれらを下抜けて中期トレンドは豪ドル弱気の流れにある。)

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る